日常

教授からローションが配布された件

どうもwoodstockです。

最近はあったかくなったと思ったら次の日は肌寒かったりと何とも言えない日々が続いておりますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。元気でしょうか。

今日は久しぶりに、ほのぼのゆるふわ学校日記をしたためたいと思います。

自分は最近は研究室での実習をしていて、そこでは新型コロナウイルスの研究をしています。治療薬を早く完成させて、かつての日常を取り戻したいですね~。



さて、今日は朝から事件(event)がありました。

自分の研究室には男子の学生が3人いるのですが、実験が始まるまでは自分の机を1つずつ並べたせまいスペースで待機しています。
そこでは自習をしたりみんなの近況を話したりしているのですが、朝はたいていみんなボーっとしています。
今日もいつものように朝学校に行き、みんなでボーっと待機していると、突然教授がむこうからやってくるではありませんか。
教授は普段はめったにこの学生スペースには顔を出しません。

一瞬にして場に緊張が走ります。

なにかやらかしたか。

おれか?おれなのか?

いや、思い当たることと言えばせいぜい4月までのレポートをまだ出していないことくらい。わざわざ教授御自ら出向くこともあるまい。

となるとあいつか?4月30日を勝手に祝日にしてゴールデンウィークを1人だけ伸ばしたあいつか?ゴールデンウィークのウィークは7日間という意味ではないぞ?
もし罪深きあいつに教授の怒りの裁きが下るのであれば、それはもう残りの僕たちにとっては甘い甘いご褒美である。

そんな淡い期待をよそに、教授はにこにことした顔でいきなりこう言いました。

「最近の男子学生さんはローションとか使うのかね」

。。。。。

てんてんてん、である。

文字通り空中にいくつかの点が浮かぶのを僕は初めて経験しました。
頭ががすっきりと正常に働いていれば、気の利いた返しもできたかもしれません。

が、今は朝です。

寝起きの頭が正常な思考回路を持ち合わせているはずもなく。僕は思ったことをぼそっとつぶやいていました。

「相手によるんじゃないすかね…」

瞬間、場の空気は凍りつく。笑いをこらえる周りの男子。ぽかんとした顔の教授。
この地獄の時間はどのくらい続いただろうか。
耐えられなくなったのか何なのかわからないが、教授がこう付け加えた。

「いや~なんか共同研究している製薬会社が新しく化粧水を開発したみたいでその試供品をもらったからどうかなと思って。」と、

ケショウスイ。?

けしょーすい。

けしょうすい

化粧水か!!!!!!!

まぎらわしすぎんだろ!(ノ`Д)ノ
てか紛らわしいとかのレベルじゃなくない?みんな化粧水って言うよね?
これは悪意のあるローションですね。非常によくない。

完全に僕だけが変態医学生となってしまった空間で、粛々と化粧水もといローションが配られていきます。
少しだけ出して使ってみると、とてもさらさらしていてよさそうなものでした。無臭なのもポイント高いですね。

ちなみに僕や周りの男子学生は普段からスキンケア用品は使っています。少し前までは男子が化粧水とかは使わなかったのではないでしょうか。
そういった意味では教授のあの発言はギリギリ許容できますね。
化粧水ってなじみなさすぎて言葉が出てこなかっただけ、ということにしておきましょう。

さて、そんなこんなで教授が去っていったあと、言わずもがな僕はさんざんにいじられ、あだ名がローションになるのを辛うじて阻止しました。
そしてみんな考えることは同じです。いったいこの化粧水はいくらで売られているのだろうか、と。
いっせいにAmazonとGoogleでサーチしていきます。
ものの5秒で結果が出ました。

なんと販売価格は3500円、、!!

めちゃくちゃいい化粧水じゃあないですかあ!こんなのをタダでもらえるなんて。

テンション爆上げ、朝からみんなはお祭り状態となりました。

そのテンションのまま僕のあだ名はローションになりました。