こんにちは、woodstockです。
今日は、英語の得意だった僕が実際に受験勉強で使っていた英語のおすすめの参考書と勉強法を紹介していきたいと思います。
今回のテーマは「長文問題」です。英語のテストに必ずと言ってもいいほど出題される分野ですね。
ここを伸ばせると英語の得点も自ずと上達していくと思います。
ではいってみましょう~
長文問題の位置づけとポイント
英語の勉強は単語や文法、長文、英作文など、どの分野もお互いに関わりあっていて全てが重要なのですが、テストの得点に関して言えば 長文問題が1番重要 であると言えるでしょう。
なぜなら一般的にテストの配点の40~60%を長文問題が占めるからです。
この分野に力を入れて勉強することは、戦略的にも正しいと言えるでしょう。
では、長文問題で得点力をつけるためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
まず前提条件として、「英文読解問題」と「長文問題」は全くの別物だということを押さえておきましょう。
長文問題を解くうえで、すべての文章の精読や和訳は必要ありません。
もし時間のある方は、何回かの長文問題の解答を見て、その根拠となった箇所をマーカーなりペンなりで引いてみてください。
おそらく色のつく部分は文章全体の1/2~2/3ではないでしょうか。
つまり残りの色のついてない部分は読まなくても満点が取れるということです。
少し極端な例を出しましたが何が言いたかったのかというと
「読み方に強弱をつけろ」
ということです。
問題に関わっていない文と解答の根拠となる文を同じ比重で読むのはナンセンスですよね。
試験には必ず制限時間というものがありますから、すべてをしっかり読んでいては間に合わなくなってしまいます。
ではどうしたら読み方に強弱がつけられようになるのでしょうか?そのコツについてはこちらで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
英語だけでなく他の教科の小技の紹介や、そもそもの勉強法の見直しポイントなどをいくつか解説しています。
では長文問題の勉強法について見ていきましょう~
長文問題の勉強法
では長文問題の勉強の仕方について、いくつかポイントを押さえていこうと思います。
まず、当たり前ですが、問題を解く時には必ず時間を計って、辞書などは使わずに解きましょう。
ある程度のレベルの人ならば、長文問題というのは時間をかければけっこう解けるものだと思います。
そういう人は基礎の力は身についているので、最初のうちに時間がかかるのは焦らなくても大丈夫です。
しかし時間を計らずにだらだらと解くことを続けていても、長文問題を時間内に高い得点で解き切るということはできません。
必ず時間制限を設けるようにしましょう。
また、そんなに学力のない人でも、辞書と時間があれば長文問題問題はそこそこ解けてしまいます。
そういう人は解けた気にはなるかもしれませんが、それほど長文読解の力はつかないので、まずは単語や文法などの基礎を固めることを意識しましょう。
すべてのことに言えますが基礎をしっかりしていなければ、その次の応用問題にきちんと対応できるようにはなりません。
英語の基礎に関してはこちらをどうぞ
しかし、復習の時には話は別です。
辞書はなるべく使い、時間もしっかりかけて復習しましょう。
わからなかった単語や和訳の仕方などは、その時に覚え、かけた時間を自分の血肉としましょう。
また、全文を通して復習ができたら必ずもう一度頭から文章を読み直しましょう。
一度もつっかえることなく最後まで読めたら、復習は完了したと思っていいと思います。
参考書・問題集
では、自分や周りの友達が受験の時に実際に使っていた問題集を紹介していきたいと思います。
まずは やっておきたい英語長文シリーズ です
英語長文の問題集といえば、まずこのシリーズの名前が上がるのではないでしょうか。
自分はこのシリーズの700と1000をやっていました。
どちらも非常によかったのですが、1000の方は少し難易度が高く、英語が得意で得点源にしたいという人以外は、700を完成させた後は過去問を解き始めてもいいかもしれません。
長文読解にまだ慣れていない、あまり得意ではないという人は300や500から始めるのがおすすめです。
この本のいいところは、やはり復習が非常にしやすいという点だと思います。
解説がとても詳しく、また、段落ごとに番号がふられているので、復習の時に確認がしやすいです。
特に文章が長くなってくると、段落番号を付けてくれるのは非常にありがたいです。
この本は自分以外にもかなりの人が使っていたので、そういう意味でも信頼のおける問題集ではないかなと思います。
次は 速読英単語上級編 です。
僕はこれを高3の秋くらいから使っていました。
用途は単語帳ではなく、完全に長文の多読用として使っていましたね。
直前期になると、ある程度長文問題は解けるようになったので、後はひたすら読むスピードと質をあげる練習をしていました。
非常にいい内容の英文が取り揃えられており、本番の前のアップとしてとても有効的だったと思います。
これをやった後だと、共通テストの英文が日本語の文章に見えてくるのではないでしょうか笑
形式は、速読英単語必修編と同じで、長文とその日本語訳が見開きで載っており、次のページからは新出の英単語やその派生語、類似語が載っています。
最大の特徴は、付属でついている解説書に文中の難しい構文を分かりやすく解説していたり、単語の意味の推測の仕方が載っていたりすることです。
わからない単語の意味の推測の仕方をきちんと教えてくれる参考書はあまりないのではないかと思います。
推しポイントですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
英語という教科の最大の得点源分野である長文読解の勉強法や参考書について解説してきました。
少しでもみなさんの助けになれたら幸いです。
英語は一気に成果の出る学問ではありませんが、こつこつ積み上げていけば確実に学力は伸びていきます。
がんばっていきましょう!
それではまた次回お会いしましょう。