医学部

【医学生向け】リンパ系腫瘍におけるB症状の「B」はなんのB?

みなさんこんにちは。

現役医学生のwoodstockです。

今回は「B症状」と呼ばれるものの由来について、自分が勉強しているときに気になったので書いていこうと思います。

由来だけ知りたい方は、一番最後の結論まで飛ばして見てください。

 

B症状とは

Hodgkinリンパ腫の勉強をしていると、病期分類の際「B症状」というものが出てきます。

B症状とは

  • 発熱
  • 盗汗
  • 体重減少

の3つのことです。

もう少し詳しく書くと、

発熱…38℃以上でほかに原因が認められないもの

盗汗…下着を取り換えるほど大量の寝汗

体重減少…半年で10%以上の減少

となります。

予想

なぜ「B」症状なのか。

何かの略、例えばこの3つの症状の頭文字がBだからとかではないかと予想しました。

そうであればこの3つの症状を覚えやすくなる特典付きです。

このようなものは他の症状の覚え方でも見られます。

例えばショックは「5P」とか言われたりします。

それぞれ、Pallor(蒼白),Pulselessness(脈拍消失),Pain(疼痛),Paralysis(運動麻痺),Paresthesia(感覚障害)ですね。

しかしいくら調べたり探したりしても、頭文字がBになるということはなく、それらしき由来があるわけでもなさそうです。

ではいったいなんの「B」なんだ!

結論

結論としては、なんてことはない。

この症状があれば病期分類に「B」が付く。

だから分類にBのつく症状→「B症状」ってことらしいです。

そんな単純な感じだったとは!(台パン)

ちなみに友達との会話でも、なぜB症状と呼ぶのかということが疑問に上がったことはないので、おそらくみんな知っていた、というか当然そういうものだと理解していたのではないかと思います。

なんか恥ずかしい。。

この病期分類はAnn Arbor分類と呼ばれ、いろいろ面倒くさいのですが、とりあえずB症状が一つもなければAを、一つでも伴えばBをつけるといったものです。

例えば、頸部リンパ節と縦隔リンパ節に病変がある場合はstageⅡAとなりますが、そこにB症状(たとえば発熱)が加わればstageⅡBとなるわけです。

ということで、リンパ系腫瘍におけるB症状の「B」はなんのB?でした!

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